
松山大地
Daichi Matsuyama
2013年入社
工学部卒
高校生のころ、壊れたCDプレーヤーを遊びで分解したとき、いろんなパーツを使用して成り立っているんだということを知って興味をもち、パーツごとにどんな役割があり、どんな仕組みで動いているか気になりました。この出来事をきっかけにものづくりに興味を抱き、大学で機械工学を学びました。
就職活動時には、自動車関係を中心にいろんな企業を検討しました。そんななかで、大豊精機を選んだのは、ひとつの会社で、設備ラインの開発から、製品プレス金型、溶接まで全部できるなんてすごい、と感じたから。現在は、型・試作技術部の生産技術室で、金型プレス生産技術を担当しています。



エンジニアにとって大切な要素は何か。それは、言われたことを鵜呑みせず、自分の考えを持つこと。そして、冷静に物事を考えることではないかと思います。
「なぜ?を5回繰り返そう」。これは、ある上司からいただいたアドバイスなんですが、とても感銘を受け、私自身のポリシーとして大切にしている言葉です。
より高い品質の製品、より機能性の高い製品をつくり出すために、仮説を立てて実験し、その結果を受けてさらに改良する、ということを繰り返していくのですが、そのときに、「なぜ?」と1回考えるだけでは真理を得ることはできません。「なぜ?」と問うて出てきた答えに対し、「それはなぜ?」と問う。その答えに対してさらに「なぜ?」と問う。これを5回繰り返してはじめて、問題発生の真の原因にたどり着くことができるのです。

大豊精機は、とても賑やかな会社だと思います。上司も、部下のことをいつも気にしてくれていて、いつでも会話が飛び交っているような感じです。ものづくりというものは、いろんな人と協力しあってはじめて成り立つ仕事なので、技術職であっても、コミュニケーション力はとても大切です。新しい知識と情報の交換にもつながりますし、私もたくさんの人と積極的にコミュニケーションをとるようにしています。
今後は、今までに経験したことのないようなはじめて案件にもどんどん取り組んで、何が来てもひるまないような、強くたくましい存在になっていきたいですね。



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出社
まずは朝礼にて一日の作業内容の
確認や、
グループメンバーとの
情報共有などを行います。 -
企画書の制作
プロジェクトの企画や予算案などを
検討し、企画書としてまとめます。 -
指示書の作成
製造部など、他部署に向けて、
設備工事の意図や仕様などを伝える
資料づくり。 -
昼食/昼休み
部署や年齢の垣根を越えて、
いろいろな人と意見交換しながら昼食。 -
図面の作成/検証
より効率の良い生産設備へ
改良するため、日々さまざまな
検証を行っています。 -
試作物件の立ち会い
取引先の協力会社で、試作品製造に
立ち会い。さまざまな面から
問題がないか、現地現物にこだわって
チェックしています。 -
退社
退社後には、母校を訪れ、
テニス部の後輩たちに指導するなど、
プライベートも充実しています。
- 学生時代に
がんばったことは? - テニス部で部長を務めていました。みんなをまとめる力は、この仕事でも役に立っています。
- 入社して驚いたことは?
- トヨタ自動車の「技術開発賞」を何度も受賞していることに驚きました。
- 大豊精機の
好きなところは? - 上司・先輩との距離が近く、
なんでも相談できるところ。
- 大豊精機には
どんな人が多い? - 仕事では厳しいですが、
気さくな方が多いです。
- 休みの日には何してる?
- 母校の大学や高校に行き、
硬式テニスをやっています。
- どんな人といっしょに
働きたい? - 自分にも周りにも厳しい人。私が自分に甘いところがあるので(笑)。後輩だからといって遠慮せず、ガンガン意見してほしいですね。